私の自担はなにわの赤色

にしはただいごくん。

Kis-My-Ft2からの不器用なラブレター〜Kis-My-Ft2 5th album 「I SCREAM」収録「Re:」が秀逸な歌詞な件〜

Kis-My-Ft2デビュー5周年の今年、発売されたアルバム「I SCREAM」に作詞Kis-My-Ft2の曲がある。

それが「Re:」だ。

 

メンバー全員で共作、作詞というワードヲタクは弱い。と思う。私は弱い。それだけで期待値がかなり高くなるのに、曲を聴いて裏切られることもほとんどない。今回の「Re:」も同じく高い期待値をさらに超えた名曲だ。

 

そんな「Re:」制作にあたって、彼らは「ファンレターへの返信」というテーマでそれぞれ手紙を書き、7枚の手紙の中から歌詞にすることにした。この手紙という手法が私はすごく好きだ。メンバー一人一人の色がでていた。

 

宮田俊哉

いつも素敵な手紙をくれてありがとう

みんなの気持ちが詰まっていて読むたびに嬉しくてはやくみんなに会いたくなります。

一人一人の言葉が僕たちに力をくれて、不安なときに勇気が出たり明日も頑張ろうと前向きになれます。

いつも僕の味方になってくれてありがとう。

僕もみんなの味方だからずーっとついてきてね。

そしてキスマイのメンバーへ

いつも助けてくれてありがとう。

きっとこれからも迷惑をかけると思うし、僕のことで悩ませることもあると思います。でもそうやってみんなで強くなっていこう。

僕はこのメンバーならもっと大きくなれるし、もっといろんな人に愛してもらえると思います。

だって僕がこんなに大好きな人たちだから。

Kis-My-Ft2 5thアルバム「I SCREAM」完全初回限定4cups盤 

DISC4 メンバー作詞曲「Re:」制作ドキュメンタリーより

優しい宮田さんの人柄を感じる手紙。

一人だけメンバーの前で読んだ宮田さん。今回全員の言葉をまとめてくれた宮田さん。

二階堂さんはおちょくっていたけど、最後の「こんなに大好きな人だから」はきっと共感しているからこそだと二階堂担の私は感じました。

みんなの手紙をまとめるってすごく大変なのに、すごく素敵なラブレターにしてくれてありがとう。

 

藤ヶ谷太輔

いつも支えてくれてるファンのみんなへ

とにかくいつも感謝の気持ちでいっぱいです。

いつも支えてもらっています。いつも支えてもらっているばっかりで

僕はみんなのために何かできているのかな?とつい考えるときもあります。なにが正解かがわからなくて。

7人の気持ちちゃんと届いているかな?届いていたら嬉しく思います。

これからもいろんなことがあると思うんだ。どんなことがあっても離れないでね。

僕らは遠くに行ったりしないよ。

よく手紙に書いてあるからさ、伝えたくて、大丈夫だよって。

長くなっちゃうからもうおしまいにします。出会ってれてありがとう。いつもいつもありがとう。

Kis-My-Ft2 5thアルバム「I SCREAM」完全初回限定4cups盤 

DISC4 メンバー作詞曲「Re:」制作ドキュメンタリーより

「感謝」という言葉が藤ヶ谷さんらしいなと思う手紙。

ファンに対してすごく誠実な藤ヶ谷さんの人柄があらわれている。

 

千賀健永 

くじけそうなとき、あきらめそうになったとき、みんなが手を差し伸ばしてくれた。

しっかり握ったその手はあたたかかった。

その先には希望の光が空いっぱいをてらしてくれてた。

だから笑うよ、歌うよ、踊るよ、みんなのために。

子供のように純粋な気持ちで。

心から笑うよ、歌うよ、踊るよ、みんなのために。

あの日の僕たちを支えてくれた、僕一人の1じゃ生まれないものをたくさんの1で作りだそう。

明日が鮮やかに見えるその答えはここ(心)に感じてるから。

ありがとう、感謝じゃ伝えきれないから。

ずっと笑うよ、歌うよ、踊るよ、みんなに愛し続けてもらいたい、だから。

Kis-My-Ft2 5thアルバム「I SCREAM」完全初回限定4cups盤 

DISC4 メンバー作詞曲「Re:」制作ドキュメンタリーより

表現豊かな千賀さんらしい手紙。

歌詞の中にも千賀さんのワードは一番多く使われているなという印象。

この手紙だけでも1曲つくれるんじゃないかな?

 

横尾渉

初めて手紙を書きますね。

正直なんて書いていいか迷ってます。

うまく感謝の気持ちが伝われば嬉しいです

君の声が僕らの背中を押してくれる。だからこそ一歩一歩前に進める。

僕らにとって大事な人たち

恩返しは出来てますか?

キスマイがキスマイでいる事が最大の恩返しと思っています。

ありがとう以上の言葉があるのならその言葉で感謝を伝えたい。

Kis-My-Ft2 5thアルバム「I SCREAM」完全初回限定4cups盤 

DISC4 メンバー作詞曲「Re:」制作ドキュメンタリーより

言葉数は少ないのも横尾さんらしい手紙。

最後の「ありがとう以上の言葉があるのならー」という言葉から

サビの「言葉では伝えきれない」というフレーズになっているのではないのか?と思わせるほど、短い手紙の中にぐっとくるワード。

 

北山宏光

初めてこうやって手紙を書く気がするわ。

心の中には言葉がいっぱいあるけど、うまく書き出せるかわからないな。でも今日は少しだけ正直(素直)になって書いてみようと思う。

君はきっと僕より僕の事を知っていて、僕より僕の事を思ってくれている。

それは無償の愛でしかない。

今の僕にそれを他の人に出来るかって言われたら出来ないと思う。凄いな。

凄いと思うのはメンバーといる時も思うな。メンバーが喜んでいると僕もうれしい。悲しんでいると僕も悲しい。

なかなかこんな気持ちになれるってすげーなって思う

人生とおしてここまで向き合うって事も内と思うし

運命共同体というか、良い事も悪い事も半分こ。

なんだか半分こって良いね。

つまり何を言いたいかと言うと、愛に囲まれて愛に包まれて、今の僕が、僕らがいる。

一人では抱えきれないほどの愛を感じてる。

その愛をこぼさないように大切にしていきたい。

それが今の僕の全てです。

Kis-My-Ft2 5thアルバム「I SCREAM」完全初回限定4cups盤 

DISC4 メンバー作詞曲「Re:」制作ドキュメンタリーより

北山さんは手紙に書いている文と読み上げている文と少し違っていたので、

原文を元にしています。

男らしい熱いメッセージのつまった北山さんらしい手紙。

「愛」っていうワードは歌詞にもたくさん使われている。

 

二階堂高嗣

拝啓

今の僕たちがいるのはみんなのおかげなんだよ。

もちろん今この曲を聴いているみんなもそうだけど隣にいるパパやママ!そのまた隣にいるおじいちゃん、おばあちゃん、そしてこのステージをつくってくれているスタッフさん!その人達がいるからみんなと僕達は繋がれたんだよ!そう!!これは僕が家族だと思って毎日楽しく仕事をしているかな!

それと忘れちゃいけないのがメンバー!!この6人がいたからこそ今まで続けられたこの世界。

6人がいなかったら、とっくに辞めていたかのかもね!

この6人だから熱く燃えて楽しくできるのです。

時には動物とキスをしたり、せんべい千枚食べたりなんども心が折れる音はしたけど、メンバーの絆が途切れる音は聴いた事がない!

誰一人弱音を吐かないから自分も支えられた。

メンバーを一言で例えるなら、友達でもなく家族でもなく親友でもない。強いて言うなら恋人かな。

大嫌いな日もあれば、大好きな日もあるし、それでいて離れられないし、離したくない。

覚悟を持ってキスマイやってます。

バイバイなんてしたくないから、みんなともっといたいから、これからも7人走り続けるよ。

走り続けるためのレールを敷いてくれたのが、うちのボス、ジャニーさん。この人がいなかったら、みんなとも出会えてないね。一番はやっぱボスに感謝。ボスがいたからみんなとワイワイ楽しくライブもできるし、CDも出せる。バラエティもできる。

これからも堅苦しい関係じゃなく友達感覚でやっていきましょう。そうしましょう。ではこの曲を聴いている人も聴いていない人も笑顔が一生つづきますように 。

Kis-My-Ft2 5thアルバム「I SCREAM」完全初回限定4cups盤 

DISC4 メンバー作詞曲「Re:」制作ドキュメンタリーより

メンバーで最も長い手紙を書いた二階堂さん。

正直文章構成はめちゃくちゃだし、拝啓は何のために書いたのか謎だけど、

でも、一生懸命でまっすぐな二階堂さんらしい言葉のつまった手紙。

デモ曲試聴のときに「大嫌いな日もあれば、大好きな日もある」というワードが使われていたところで、無邪気に喜ぶ二階堂さんが私はすっごく好き。

歌詞にはなることがあまりなかったけど、メンバーへの思いは人一倍強い二階堂さんの思いが伝わってきた。

 

玉森裕太

ありがとうって言葉だけじゃ足りないけど

いつもそばにいてくれて本当にありがとう。

もう長い付き合いになる人もそうじゃない人もいると思うけど、

輝ける場所を作ってくれるのはあなただけなんだよ。

ありがとうね。

この感謝の気持ちがちゃんと届くといいな。

楽しい思い出も辛かった事も全部あなたと一緒に味わってきたね。

家族よりも詳しかったりもするよね。

この先もあなたと未来を創っていきたい。

信じてこれからもついてきてね!

みんながいて僕ら7人はいるから。

これからもどうぞよろしくね。

Kis-My-Ft2 5thアルバム「I SCREAM」完全初回限定4cups盤 

DISC4 メンバー作詞曲「Re:」制作ドキュメンタリーより

私の中での玉森さんって天性のセンター気質をもっているのに、驕りのない性格で、

良い意味でマイペースな人。

言葉数は少ないけど、ファンへの「感謝」が伝わる内容。

そして、今回この曲のタイトルを「Re:」とつけたのが玉森さん。飄々としているのに、決めるところは決める、玉森さんらしいアイディアだな、と改めておもった。

 

今回、特典DVDを見ながら、手紙の文字おこしをして思ったのは、

歌詞にもある「不器用」という言葉は、キスマイらしい言葉だなとおもった。

他のグループに比べたら、すっごく不器用だと思う。

でもそんな不器用さが愛おしいし、私は大好き。

不器用なラブレターであり、ラブソング、「Re:」。

おすすめの1曲です。